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企業の声

静岡発!ITで生産・物流の“現場”をお助け

バーコードやQRコード、¹RFIDに対応したハンディターミナルや関連システムの開発を手がける株式会社ダックス。トレーサビリティをキーワードに、企業の課題をヒアリングするとともに、製造・物流など現場でのデータ活用と業務改善に取り組んでいます。同社は2024年7月、今後の事業拡大や職場環境の改善、福利厚生の観点からオフィスを移転しました。移転後までの経緯や採用で意識されているポイントなど、代表取締役の今井哲也様に伺いました。

¹RFID: Radio Frequency Identification(無線周波数識別)の略で、電波を使って情報を非接触で読み書きする自動認識技術

移転に至るまでの背景

2004年7月、静岡市清水区で「静岡市清水産業・情報プラザ」というインキュベーション施設の一室を借りて事業をスタートさせました。

事業の安定に伴い、人員が増えたことで、一度施設外のオフィスへと移転しました。しかし、そのオフィスも成長に伴い手狭になったため、5年ほど前から再び移転を検討し始めました。

当初は企業の看板が目立つ場所がいいと思い、JRや静岡鉄道の線路沿いの土地を中心に何カ所か見させていていただきましたが、最終的に、立地の良さが決め手となりました。

かつてのオフィスから数百メートルしか離れていない場所ですが、それが安心感や馴染みやすさにも繋がっています。

さらに新オフィスは、創業当時に入居していた施設のちょうど目の前に位置しており、会社の原点ともいえる場所のすぐそばで、新たなスタートを切ることができたのは、大きな喜びとなっています。

静岡市からのサポート

新オフィスは、居抜き物件の購入と改修工事を経て、稼働を開始しました。静岡市からは、用地取得と新規雇用、設備投資(建物の購入費用、改修工事にかかる費用および機械・器具・備品の購入費)の3点で支援をしていただきました。

移転後の嬉しい変化

オフィス移転によって、従業員がより快適に働ける環境が整いました。以前のオフィスにいた時もとくに不便を感じることはありませんでしたが、移転後に振り返ると、やはり手狭で窮屈だったことがよくわかります。現在はスペースに余裕が生まれたことで、社員同士の会話や交流が活発になり、職場全体がいきいきとした雰囲気になったと感じています。

静岡市の魅力はアクセスの良さと地域活性化の可能性

東京と名古屋の中間に位置することから、都市部へのアクセスがしやすい点が静岡市の魅力です。交通に関しても、高速道路や新幹線、さらには空港といった選択肢まであり、全国にお客さまのいる私たちには非常に助かっています。

富士山静岡空港を利用する際は、静岡駅まで車で行って、そこからバスで向かいます。その後は同じように飛行機で帰ってくることもあれば、新幹線で帰ってくることもあります。状況に応じて交通手段を変えられるところも魅力の一つです。

また、静岡市清水区では近年、訪日外国人の姿をよく見かけるようになりました。賑わい創出の観点からも、クルーズ客船の誘致などで地域をさらに盛り上げられる可能性があります。

地域活性化は、大いに取り組みがいのあるテーマだと感じています。

新卒を中心とした採用

弊社は新卒を中心に採用活動を行っています。

新卒の方は経験こそありませんが、意欲が高い方が多く、弊社事業の特性とも相性が良いためです。ソフトウェア開発といっても、弊社は現場でのデータ収集・活用に重心を置いており、入社時点の技術よりも知識や経験を柔軟に吸収できる適応力を重視しています。

採用校については、既存社員の出身校を中心に展開しています。入社した先輩が後輩を紹介してくれる流れができているほか、学校側でもOB説明会などで社員が登壇する機会があり、相互にメリットのある関係が築けています。

こうした仕組みにより、順調に採用が進んでいます。

ダックスの今後の展望

事務所は3階建てですが、現状まだ3階を十分に活用できていません。今後はこのフロアを事業拡大の拠点として整備し、試作品開発のためのプロトタイピングラボを設けていきたいと考えています。

IoTという言葉が一般化して久しいものの、現状の当社の取り組みは第2次・第3次産業が中心です。今後は、農業や水産業などの第1次産業にも目を向け、現場の課題解決に役立つ機器開発や共同プロジェクトを積極的に進めていきたいと考えています。

これからも多様なチャレンジを重ね、産業の垣根を越えた価値創出を目指していきたいと思います。

『現場徹底主義』を謳う株式会社ダックスの代表取締役 今井哲也様

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