令和8年5月14日・15日の2日間にわたり、首都圏の企業を対象とした「静岡市視察ツアー」を実施しました。本記事では、当日の行程や参加者のリアルな声とともに、静岡市の魅力に直接触れる視察ツアーの様子をレポートします。
視察ツアーの目的
静岡市では、若者の雇用を創出し人口減少を食い止めるべく、若者に人気で、かつ、静岡市に数が少ないデジタル関連企業の集積に向け、主に首都圏の企業に対する誘致活動に取り組んでいます。
しかし、資料やウェブサイト上の情報だけでは、「静岡市で働く魅力」を十分に伝えることは困難です。
そこで、実際に静岡市へ足を運んでいただき、進出後のビジネス環境や生活環境を肌で感じていただくため、首都圏のデジタル関連企業を対象とした本視察ツアーを開催しました。
ツアー行程
■1日目(5月14日)
午前: 静岡駅到着後、静岡市歴史博物館・駿府城公園視察
昼食: 浮月楼にて昼食(静岡名物・サクラエビのかき揚げ)
午後: 「静岡ホビーショー」の視察
静岡デザイン専門学校、学校法人静岡理工科大学・同情報学部の視察
夜 : 静岡市に進出を決定した企業によるプレゼン会
市内企業・学校との交流会(市長によるトップセールス)
■2日目(5月15日)
午前: 徒歩にて静岡の中心市街地のオフィスや生活環境の紹介
港町「用宗(もちむね)」エリアの視察
昼食: 一松園にて昼食(丸子(まりこ)名物・とろろ汁定食)
午後: 「駿府の工房 匠宿」および周辺エリア視察
静岡駅南側のオフィス物件の視察
日本平ホテル視察
静岡駅にて解散
視察シーンの一部を、詳しくお伝えします
圧倒的な熱量と設備の「静岡デザイン専門学校」
1日目の静岡デザイン専門学校では、人材育成に対する学校側の姿勢に、参加企業の方々も熱心に耳を傾けていました。特に皆様の関心を強く集めていたのは、教育の目標を「学生をプロにすること」ではなく、「プロとして仕事を長く続けてもらうこと」に置いている点です。
この明確なゴールから逆算して教育方針が定まっており、業界ニーズの高いモーションデザイン、エフェクトデザインなどの技術指導はもちろんのこと、社会人としての「人間力」の育成にも力を入れています。遅刻・無断欠席の厳禁や「自学の習慣」の徹底など、実際のプロの現場の厳しさを深く理解している学校だからこその指導が紹介されました。また、校内にはバーチャルプロダクションのスタジオもあり、参加企業の方々は、実践的に学ぶ学生の姿を目の当たりにして「ここなら優秀な人材に出会える」と確かな手応えを感じている様子でした。

ビジネスと暮らしが交差する「街中・オフィス環境」
2日目は、静岡駅から徒歩圏内の中心市街地を散策していただきました。街を歩くと、あちこちにプラモデルのモニュメントが点在し、「模型の世界首都・静岡」ならではのユニークなカルチャーが街に溶け込んでいるのを感じていただけたかと思います。
今後、オフィスビルとして改修されるビルでは、不動産会社から完成イメージ画像の紹介もあり、それを見た参加者の皆様からは大きな期待感が伺えました。また、市役所や郵便局のほか、静岡市美術館などの文化施設がコンパクトに集積していることや、おでん街などの魅力的な飲食店街についてもあわせてご紹介し、「この街で働いた場合、どのような一日になるのか」と、具体的な生活のイメージを膨らませていただく時間となりました。

参加者の声
- 『程よく都会で、程よく田舎』という街のバランスがとても良く、居心地が良いと感じました。また、交流会では現地の皆さんが温かく気さくに話しかけてくださり、東京と比べて人間関係が築きやすい雰囲気がとても魅力的でした。
- 用宗などの地元の方々の生活の拠点、今後の観光地として発展可能性のある場所を見たことにより、ビジネス拠点だけではなく、生活の拠点としての可能性も感じることができて本当によかったです。
- 地場産業に注力していることも強く感じられ、進出した際の市との付き合い方のイメージを持つことができたので、当初よりもかなり前向きに考えられるようになりました。
※参加者へのインタビュー及びアンケート回答に基づく。
静岡市担当者より
視察ツアーを終えて
熱意をもって教育されている先生方と、それを受けて積極的かつ主体的に学んでいる人材がたくさんいるという強みを、企業の方々をご案内する中で改めて実感しました。実際に静岡の学生さんを採用された市内企業様によると、真面目で定着率が高い方が多いとのことです。首都圏では、人材の取り合いで採用に苦慮されている企業様もいらっしゃると伺っていますので、こうした人材が豊富であるという点は、皆様に知っていただきたい静岡市の魅力の一つです。
また、実際にデジタル関連企業様が複数社、静岡市に進出してくださっていることにも注目いただきたいです。ツアーに参加された企業様も、静岡市に進出された企業様同士が個別にコミュニケーションを取られるなど、「横のつながり」ができていることを魅力に感じてくださったようです。やはり、静岡市に進出された企業様から、何が決め手になったのか、実際に進出してどうかという生のお声をお伝えいただけることで、進出を検討されている企業様の納得感、安心感は増しますので、こういった企業様方がいらっしゃることを、とても心強く感じます。
私たちの思いに賛同してくださって一緒に取組みを進めていただける学校様、企業様がいらっしゃるというのは、静岡市の何よりの強みです。
地方進出や拠点開設を検討している企業様へ
静岡市は、1年を通し温暖な気候、首都圏から1時間圏内、首都圏と比較してオフィス賃料が低い、プログラミングや3DCGなどのスキルを学ぶ学生が約3,000人いる、中心市街地からほど近い場所に海や山などの自然がありリフレッシュする環境が整っているなど、ビジネス環境、採用環境、住環境のいずれも充実しています。これらは実際にお越しになれば、絶対に魅力に感じていただける自信があります。
私たちは、単なる立地紹介だけでなく、貴社のニーズに合わせたオーダーメイドの視察を随時承っております。 「いろんな学校の先生方のお話を伺いたい」「オフィス物件の視察に特化した内容にしてほしい」など、お気軽にご要望をお聞かせください。ご連絡をお待ちしております。
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